ABCクリニックで『保険診療』の適用はできますか？

ABCクリニックで包茎手術、ほかにもED治療など、男性の悩みを解決する診療がありますが、そちらに「保険診療」を適用できるか、というのはよく聞きます。

結論から言いますとABCクリニックでは保険診療はできません。

では、包茎手術にて保険診療を適用できる場合はどういったことになるのかを紹介します。

ABCクリニックの包茎手術は？

ABCクリニックの包茎手術といってもいろいろな種類があります。ただ、その施術の種類としては「美容整形」の部類になってしまうので、美容整形外科同様、自由診療となてしまいます。

また、ABCクリニックはHPでもお伝えしている通り、自由診療のみ、としています。

このhpフロントの右上のところですね。

「ABCクリニックは健康保険が適用されない自由診療です」

とのことです。

仮性包茎治療において、保険の適用は一般的に適用されません。

こちらは「行政独立法人　国民生活センター」より平成28年に資料が出されています。

「美容医療サービスにみる包茎手術の問題点　n-20160623_2.pdf (kokusen.go.jp)」

こちらにある通り仮性包茎では保険適用がなされない、とされています。

ただし、保険診療の適用ができる包茎手術もあります。

※独立行政法人　国民生活センターより

こちらにある通り、真性包茎、とりわけうっ血などで陰茎が危険な状態になるカントン包茎については保険診療の適用が可能です。

注意しないといけないのは、保険診療が適用される術式には限定があります。国民生活センターの資料を見ると

保険適用のある手術方法には、背面切開術と環状切除術があります。

※独立行政法人国民生活センターより

ABCクリニックに限らず、美容整形的に傷が目立たない施術でもっとも人気のある「亀頭直下埋没法」については、一般診療が可能な病院でも保険診療が適用されません。

なので、よく言われるのは、保険診療ではツートンカラーになる、というものです。環状切除術は中央付近で切ったりするため、その縫合部分で皮膚の色が違ってくる、というものです。そういった見た目について気になる方は、美容整形になってしまうとなります。

主な術式は下記の通りになります。ただし、主に行われているのは、環状切開法、推奨は亀頭直下法になります。

治療法	内容	メリット・デメリット
環状切開法		とにかく安い縫合跡と肌の色が違うのがわかりやすい真性包茎やカントン包茎でも対応可能
亀頭直下埋没法		亀頭の下で縫合するので目立ちづらいクリニックにより得て不得手がある施術料が高い
陰茎根部切除法		付け根部分で縫合するので目立ちづらいまた戻る可能性がある真性包茎やカントン包茎ではできないかなり施術料が高い
切らない手術	糊を用いて二重手術のように固定する	クリニックによって処置の方法が異なる見た目に明らかに不自然効果持続しないため、何度もやり直す必要がある比較的安い